2013年3月19日火曜日



概要

  • エンチャントとは、経験値レベルを消費して武器、防具、道具に付加能力をつけることである。
  • 各エンチャント効果にはⅠ~Ⅴまでのエンチャントパワーと言う効果ランクがある。(効果により最大パワーは異なります。)
  • エンチャントをするには、エンチャントテーブルエンチャントされる武具などのアイテム、そして経験値が最低限(Lv1~)必要である。
  また、本棚を周囲に配置することで、より高いレベルのエンチャントが実行可能になる(後述)。
以下の本文ではエンチャントの仕組みについて解説はしますが、何レベルでどういったエンチャントが付加されるといった一覧は作成していません。



エンチャントテーブル及び本棚のレシピ

エンチャントテーブル
(Enchantment Table)
本:1 ダイヤモンド:2 黒曜石:4
各種道具や武具に経験値を消費して様々な特殊効果をつけることができます。
本棚
(Bookshelf)
木材:6 本:3
強力なエンチャントを引き出すために必要です。
一度設置したものを壊すと本×3をドロップします。
火をつけたり、近くに火気や溶岩等の熱源があると延焼します。



エンチャントの手順

エンチャントは、以下の手順で行う。
  1. エンチャントテーブルを右クリックしてウィンドウを開く。
  2. エンチャントするアイテムを台にドラッグ&ドロップで置く。
  3. 表示される3つの選択肢からひとつを選び、エンチャントする。


スロットにアイテムをセットすると…レベルや本棚数に応じて最大3つの選択肢から選べる


エンチャントできるアイテムは、以下の通り
  • 各種武器(剣、弓、※斧)
  • 道具(ツルハシ、シャベル、斧)
  • 各種防具(頭部、胸部、脚部、靴)
  • (ver.1.4.6より実装)
※斧は武器と道具双方の側面があるため、一部の武器属性のエンチャントも可能


エンチャントをつけるときに出る文字は、いくつかの英単語がランダムな順番で並べられている。
その英単語は抽象的であり、これによって結果がわかるわけではないため、ほぼ運次第である。(公式wikiより)
ちなみに文字をアルファベットにしたい場合は、default.pngをコピーすると英語になる。


表示される必要なレベル数はランダム(置き直し/毎)である。
ただし、一番下の欄は常時最高のレベルが出る。



Tips

  • 文字の右隣に表示される緑の数字は、消費されるレベルを示している。
  • 消費するレベルが多いほど、強力なエンチャントパワー、希少なエンチャント、複数のエンチャントを付与しやすい。
  • エンチャントした武器がMobにダメージボーナスを与えたとき、クリティカルヒットの時のように青い丸のパーティクルがMobへ飛んでいく。
  • 一つのアイテムは一度しかエンチャントできないが、一度のエンチャントで複数の効果を付与する事は可能。(剣や弓は最大4つまで付与)
  • クラフティングによる修復を行うと、修復に使った道具に付加されていたエンチャントは両方とも無くなる。
    その代わり、再度エンチャントが可能な状態になるので、期待したエンチャントが付かず使い道に困ったら少しだけ使って、耐久力がもう無い道具の修復に使うと良い。
  • テーブルの間に障害物を置くことにより意図的に最大レベルを調整する事もできる。(低レベルエンチャントなどに活用)
  • Fire Aspect(剣)やFlame(弓)は火と溶岩が効かないネザーのMobに対しては効果が無いが、デメリットも無い。


  • エンチャント台に道具を置いた後スタックしているアイテムを持ち右クリックすると、レベルの変更が1クリックでできる。
  • 相手に火を点けるエンチャントは、マルチにおいてPVPをOFFにしていても、相手を着火させてしまいます。


本棚



エンチャントテーブルのまわりに本棚を置くことで、より高いレベルのエンチャントが可能となる。
1.3よりエンチャント選択の3段目に本棚の個数×2のレベルが頻出する。
(ただし頻出レベル以上の高レベルになる事もあり、また本棚5個以下では頻出しない。)
本棚の数0123456789101112131415
頻出レベル-----1012141618 202224262830


本棚は15個で最高の効果を発揮する。16個以上本棚を配置しても、15個の場合と同じ効果しか得られない。
最高レベルは30で、高レベルほど性能の高いエンチャントが付きやすくなる。
(ただし、あくまで確率の問題なので、Lv30で実施しても複数良い効果が付く保障は無い。)


効果を得るためには、本棚をエンチャントテーブルの外側2ブロックの同じ高さ、もしくはテーブルより1ブロック高くなるように置く必要がある。
また、本棚は2ブロック以上離れると認識されず、エンチャントテーブルに密着させる事でも障害物として判定されしまいます。
本棚とエンチャントテーブルの間の1マスにアイテムを設置すると、遮蔽物と判断されエンチャントできる最大レベルが下がる。
ブロックはもちろん、半ブロック、たいまつ、雪、レッドストーンパウダー等でも不可である。
例外として、絵画を本棚に貼り付ける事による障害物判定は無い。


条件に合う本棚の置き方の一例は以下のようになる。


   
  
   
 


また、下図のようにエンチャントテーブルと本棚を並べる事により複数のレベルに対応する事ができる。
ただし、エンチャントテーブルの作成には貴重なダイヤを消費するため、下図はそのまま作るのではなく粘着ピストンなどを活用して
本棚との間にブロックを出し入れしたり、本棚自体の配置を各スイッチで動かすなどのギミックを自作するとよい。


 
        
 
        
      


※上から見た図
※空白の場所には何も置かないこと。何か置くと前述のように''本棚の効果が遮断''されてしまう。
本=本棚(斜体は1段積み,太字は2段積み)
テ=エンチャントテーブル




+ 1.2.5以前


Ver.1.3からは必要本棚数が15個に減ったので、エンチャントテーブルが、本棚と認知する範囲内で15個おけばよい。


エンチャントの種類

※効果名はver.1.4.7のDefault、English(US)、( )内は日本語表記名。
  • Protection系のエンチャント4種は、1つの防具にいずれか1つしか付与できないが、各部位の効果が累積する。
  • Sharpness(ダメージ増加)」、「Smite(アンデット特効)」、「Bane of Arthropods(クモ特効)」の3種は、1つの剣にいずれか1つしか付与できない。
  • Fortune(幸運)」と「Silk Touch(シルクタッチ)」の2種は、どちらか片方しか付与できない。
対象効果名(日本語)最大パワーランク出現比説明
防具各種Protection
(ダメージ軽減)
10あらゆるダメージを(ランク×4)~(ランク×8)%軽減。Ⅳ1個なら16~32%。
空腹・毒・炎上・窒息・落下ダメージなど、AP(防御力)では軽減不可なダメージも軽減。
複数部位の効果が累積するが、合計ランク10分(軽減率40~80%)が上限。
Fire Protection
(火炎耐性)
5炎・雷・溶岩のダメージを(ランク×6)~(ランク×8)%軽減。Ⅳ1個なら24~32%。
炎上中のスリップダメージを(ランク×6)~(ランク×8)%の確率で無効化。
複数部位の効果が累積するが、合計ランク10分(軽減率60~80%)が上限。
Projectile Protection
(飛び道具耐性)
5弓矢のダメージを(ランク×6)~(ランク×8)%軽減。Ⅳ1個なら24~32%。
複数部位の効果が累積するが、合計ランク10分(軽減率60~80%)が上限。
Blast Protection
(爆発耐性)
2爆発のダメージを(ランク×6)~(ランク×8)%軽減。Ⅳ1個なら24~32%。
複数部位の効果が累積するが、合計ランク10分(軽減率60~80%)が上限。
チェストプレートThorns
(苦痛)
着用者がMobまたはプレイヤーから攻撃を受けた際に(ランク×15%で)ダメージを返す。
複数部位の効果が累積する。上限不明。
通常のエンチャントではチェストプレートにしか付与できないが、Enchanted Bookの使用により、ヘルメット、レギンス、ブーツにも付与可能。
ブーツFeather Falling
(落下耐性)
5(ランク×0.5)ポイント落下ダメージを軽減。Ⅳならハート2.0個分軽減。
エンダーパール使用時の落下ダメージも軽減する。
ヘルメットRespiration
(水中呼吸)
2水中で息の続く時間が、従来(15秒)より(ランク×15)秒増える。ランク3だと計60秒。
窒息中のダメージ発生間隔が、従来より(ランク×1)秒増える。ランク3だと4秒間隔。
Aqua Affinity
(水中採掘)
2水中での採掘速度が地上と変わらなくなる。
対象効果名(日本語)最大パワーランク出現比説明

Sharpness
(ダメージ増加)
10与ダメージが最小で0.5、最大で(ランク×1.5)上昇。Ⅴなら0.5~7.5。
全Mobに有効。
発生率は100%だが、ダメージ上昇量はどのランクも(0.5~Max)。ランダム性が強い。
Smite
(アンデット特効)
5与ダメージが最小で0.5、最大で(ランク×2.0)上昇。Ⅴなら0.5~10.0。
ゾンビ、スケルトン、ゾンビピッグマン、ウィザースケルトン、ウィザー限定。
発生率は100%だが、ダメージ上昇量はどのランクも(0.5~Max)。ランダム性が強い。
Bane of Arthropods
(虫特効)
5与ダメージが最小で0.5、最大で(ランク×2.0)上昇。Ⅴなら0.5~10.0。
スパイダー、ケイブスパイダー、シルバーフィッシュ限定。
発生率は100%だが、ダメージ上昇量はどのランクも(0.5~Max)。ランダム性が強い。
Knockback
(ノックバック)
5攻撃命中時にMobを吹き飛ばす力を強化。Ⅰ=2倍、Ⅱ=3倍。
ただしスプリント攻撃での強吹っ飛ばしには適用されない。
Fire Aspect
(火属性)
2攻撃命中後に追加でMobを炎上状態にする。(ブロックやアイテムは炎上しない)
Ⅰだと(0.5×3秒)で合計1.5ダメージ、Ⅱだと(0.5×7秒)で合計3.5ダメージ与える。
豚・牛・鶏が炎上中に死ぬと、既に調理済みの肉が得られる。
※ただし、このエンチャントの効果に限らないが炎上ダメージにも無敵フレームが発生するため、
炎上中のmobは逆に物理攻撃がその無敵に弾かれて倒しにくい事があるというデメリットもある。
数秒分の炎上ダメージより一撃の物理ダメージの方が有効な場合が殆どのため、敵対mobの掃討には向かない。
Looting
(ドロップ増加)
2Mobのドロップアイテムの最大数が(ランク+1)増える。Ⅲだと最大数+4。
確率の詳細は不明だが、「Fortune(幸運)」とほぼ同じ方式で抽選が行われており、
高ランクになるほど多い数が出やすくなるが、依然として0の場合もある。
出現数が固定である鶏の鶏肉(常に1個)、羊の羊毛(常に1個)は増えない。
この効果がついた武器によるダメージでとどめが刺された時のみ効果が発生するが、
同武器での効果なら「Fire Aspect(火属性)」での焼死時にも適用される。
対象効果名(日本語)最大パワーランク出現比説明
Power
(射撃ダメージ増加)
10矢のダメージが上昇。
最大チャージで撃った場合、通常弓のダメージが4.5~5.5程度なのに対して、
Ⅳなら7.0~11.0、Ⅴだと8.0~12.5ほどのダメージになる。
Punch
(パンチ)
2矢の命中時にMobを吹き飛ばす力を強化。Ⅰ=2倍、Ⅱ=3倍。
Flame
(フレイム)
2矢が火矢に変わり、命中と同時にMOB(一部の物も)のみ炎上状態にする。
炎上ダメージは(0.5×3秒)の時と、(0.5×4秒)の時がある。
「Fire Aspect(火属性)」と違い、一撃で倒してしまっても調理済みの肉が得られる。
エンダーマンは矢をワープで避けるが、この効果があると炎上はする。
遠距離攻撃かつ無敵で弾かれた矢も回収できるので、Fire Aspectほどのデメリットはない。
Infinity
(無限)
1インベントリに矢が1本でもあれば、無限に矢が撃てる。
ジ・エンドでエンダードラゴンと戦う際に非常に有効なエンチャント。
ただしこの効果で撃った矢は再回収ができない。
また、矢は無限になるが弓の耐久は普通に消費するため実質の上限はある。
対象効果名(日本語)最大パワーランク出現比説明
ツルハシ
シャベル
Efficiency
(効率強化)
10採掘速度アップ。
レベル1につき+50%、最大はレベル5で+250%
Unbreaking
(耐久力)
5耐久値減少の発生確率を抑制。
Ⅰ=50% Ⅱ=33% Ⅲ=25%
Fortune
(幸運)
2特定のブロック破壊時に出るアイテムの数が最大で(ランク+1)増加する。
【Ⅰ】   平均で約1.33個 (効果なし=66.7% +1個=33.3%)
【Ⅱ】  平均で約1.75個 (効果なし=50% +1個=25% +2個=25%)
【Ⅲ】 平均で約2.20個 (効果なし=40% +1個=20% +2個=20% +3個=20%)
無限増殖防止の為、鉄や金の鉱石のような、そのまま回収できるブロックには無効。
設置→回収→組立の反復が出来てしまう粘土や雪のブロックも同様。
ドロップ数に元からランダム幅のあるブロックは、その上限の範囲内で増加する。
例えばグロウストーン→ダストではドロップ数は増えるものの上限の4個を超えてドロップはしないので、
グロウストーン自体が欲しい場合はSilkTouchの方が望ましい。

【鉱石類】 石炭、レッドストーン(上限あり)、ラピスラズリ(上限あり)、ダイヤ、エメラルドに有効。
【雑草、小麦】 種のドロップ率にのみ影響する。
【スイカブロック】 スイカのドロップ数が増加(上限あり)
【砂利】 火打石をドロップする確率が増え、レベルⅢで100%に達する。逆に砂利が欲しい場合は不利。
Silk Touch
(シルクタッチ)
1通常は回収できない特定のブロックが回収可能になる。
詳細は下記。


<シルクタッチで回収できるもの> ※太字はシルクタッチ以外の入手手段がないもの
  • (どの道具でも可) 葉ブロック、草ブロック、本棚、スイカ、砂利(火打石を一切ドロップしなくなる)、
    粘土ブロック、菌糸ブロック巨大キノコブロック(模様は消える)、グロウストーン、ガラスブロック、板ガラス、氷ブロック
  • (ツルハシ限定) 石、石炭鉱石レッドストーン鉱石ラピスラズリ鉱石ダイヤモンド鉱石エメラルド鉱石、エンダーチェスト
  • (シャベル限定) 雪ブロック
  • (ハサミ限定) クモの巣


<シルクタッチでも回収できないもの>
  • 雪タイル、炎タイル、農地ブロック、スポーンブロック、エンダードラゴンを回復させるクリスタル、各種野菜の苗
    雑草(※ハサミで回収可能) つた(※ハサミで回収可能) 枯木(※ハサミで回収可能) ドラゴンエッグ(※回収法はTips参照)


特定のエンチャントを付与できる特別な本(Enchanted Book)

Ver1.4.6よりをエンチャントすることで''Enchanted Book''が作れるようになり、さらにエンチャントの幅が広がりました。
武具や道具と同じように、エンチャントテーブルに本を置いてエンチャントを行うと、エンチャント効果を一つ有した「Enchanted Book」が入手できます。
金床で左側にエンチャントしたいツール、右側にEnchanted Bookを配置して経験値コストを消費することで、ツールに新たなエンチャントを追加することが可能です。


Enchanted Bookの持つメリット
  • 畑や牧場などの施設が整えば、素材となる本の量産が容易。経験値TTも併用すればさらに効率が上がる。
  • 物さえ揃えば、シルクタッチ等の希少なエンチャントをダイヤ製等の希少なツールにも確実に付与できる。
  • 一度エンチャントしたツールに再び効果を追加できる。※これは金床を用いたツール同士の修繕でも可能。
  • 通常のエンチャントができない一部のツールにも、Enchanted Bookで金床を介せば効果を付与できる物がある(下記参照)。
  • 高くなるにつれて上がりにくくなる経験値レベルを、低コストな素材で適度に消費する事ができる。
  • ダンジョン内の宝箱チェストからも入手でき、自作するより効果の高いものが手に入れられることもある。


直接エンチャントする場合と比較した時のデメリット
  • どんなに高レベルでエンチャントしても得られる効果は一つだけで、本一冊に複数の効果の同時付与は発生しない。
  • 本へのエンチャントだけでなく、金床でツールに効果を付与する際にも経験値コストが発生する。
  • 通常のエンチャントの抽選がそのツールに有効なエンチャント効果の中から複数なのに対し、こちらは全てのエンチャント効果の中から一つだけとなる。
  • 上記3つの理由から、アイテムのコストは下がったものの経験値のコストが上がっており、思い通りのエンチャントを入手するのも非常に困難になっている。
  • ツールの素材の質(木製or革製~金製)によるレベル補正を受けないため、高い効果を得にくい傾向にある。


+ 参考データ:ver. 1.4.7 本へのエンチャント結果(消費EXP:30Lv、試行回数:500回)


Enchanted Bookでのみ付与できるエンチャント効果

Unbreaking(耐久力)耐久値の設定されたアイテム全てに付与可能。武器や防具の他、クワ釣竿ハサミ火打石にんじん棒など何でもござれ。
ツール系にはもともと付きやすいので、本で獲得したら高コストの防具など長く使いたいものに活用したい。
Silk Touch(シルクタッチ)ハサミに付与可能。廃坑のクモの巣はシルクタッチの付いたハサミでのみ回収できる。
また、氷や菌糸などハサミを損耗させず壊せるブロックは無尽蔵に回収できるようになる(不具合?)
Efficiency(効率強化)ハサミに付与可能。ただし効果があるのが羊毛とクモの巣だけで、どちらもエンチャント無しでもハサミなら
かなり早く壊せるので、何もないよりはマシだが敢えてハサミにつけるメリットは薄い。
Thorns(苦痛)通常のエンチャントではチェストプレートにしか付与できないが、Enchanted Bookの使用により、ヘルメット、レギンス、ブーツにも付与可能。


注意点
  • 下記のエンチャント競合はEnchanted Bookを使った場合にも適用されるため、上記の例外を除いて通常起こり得ない複合効果は実現できない。
  • ただしクリエイティブモードでは、エンチャント効果に不適切なツールが対象でも強引に付与できてしまう。もちろん効果は発揮されない。
  • (ver.1.4.7まで)日本語表記だとSharpness(剣、斧用)もPower(弓用)も同じ「ダメージ増加」だが、当然別物扱いなので注意。表記言語を変えるか実際に金床に置けば判別が可能。


エンチャントの仕組み



エンチャントレベルはエンチャントにかかるレベルの消費コストを意味し(緑の数字)、 エンチャントパワーはそれぞれのエンチャントの強度を意味します。例えば"Sharpness IV"は4のパワーを持つ事になります。
エンチャント付与まで3段階のプロセスを用いる。


ステップ1-エンチャントレベルへ補正を適用

最初のステップは基本エンチャントレベルに2つの補正を適用します。
それぞれの補正は一定の範囲に制限されていて、その中央に近い値は両端に近い値よりも発生確率が高くまります。


最初の補正はアイテムの素材アイテムの種類毎エンチャント適性(Enchantability)に基づいています(下のテーブルを参照)。
0から"エンチャント適性補正値"までの数値を選び、その値に1を足した数値をエンチャントレベルに加えます。
補正済みエンチャントレベル(1) = エンチャントレベル + Random[0, エンチャント適性補正値] + 1
素材鎧のエンチャント適性補正値剣、道具類のエンチャント適性補正値弓のエンチャント適性補正値
N/A151
15N/AN/A
N/A5N/A
914N/A
チェイン12N/AN/A
ダイヤモンド1010N/A
2522N/A


次に、0.75から1.25の値をランダムで補正済みエンチャントレベルに乗算して(つまり25%まで増加または減少する)もっとも近い整数に収められます。
補正済みエンチャントレベル(2)= 補正済みエンチャントレベル(1)× (100±25)%



例えば、鉄の道具にLv10エンチャントをした場合、
最小値 = (10 + 1) × 0.75 = 8
最大値 = (10 + 15 ) × 1.25 = 31
となり、補正済みエンチャントレベル(2)は8~31の間になります。


ステップ2-適用される可能性のあるエンチャントの候補

次に、補正済みレベルに基づいて各エンチャントのパワーに従い対象に適用可能な全てのエンチャント候補が決まります。


各エンチャントのパワーはレベルによって決められ、その値は下記の表になります。エンチャントのパワーはそれぞれ、発生可能な最大/最小レベルが決められています。
補正済みレベルがその範囲に入っていると、エンチャントには該当するパワーが割り当てられます。同じエンチャントでレベル範囲が重なっている場合は、高い方が使われます。


パワーの最小レベル≦エンチャントレベル≦パワーの最大レベル => エンチャントパワー = エンチャントパワーそれぞれの範囲
※表の見方:エンチャントする現在レベルに上記計算式の補正済みエンチャントレベル(2)を加えた数値が元となり、その数値が下の表の範囲内に入ったエンチャントが付与される可能性があります。
+ エンチャント付与レベル範囲表


ステップ3-候補からエンチャントの構成を選択

次に、アイテム用のエンチャントの候補が得られたので、実際に適用するエンチャントをいくつか選定されるプロセスになります。


最低でも1つのエンチャントが得られます。
1番目のエンチャントは統計的なウェイト(Weight)のリスト(高いウェイトのエンチャントは選ばれる確率が高い)から選ばれます。


防具のエンチャントウェイト剣のエンチャントウェイト道具のエンチャントウェイト弓のエンチャントウェイト
Protection10Sharpness10Efficiency10Power10
Fire Protection5Smite5Silk Touch1Punch2
Feather Fall5Bane of Arthropods5Unbreaking5Flame2
Blast Protection2Knockback5Fortune2Infinity1
Projectile Protection5Fire Aspect2
Respiration2Looting2
Aqua Affinity2


最初のエンチャントが選ばれた後、次のアルゴリズムで追加のエンチャントを得る確率が求められます。
  1. 補正済みレベルを半分にして小数点以下を切り捨てる。(これはエンチャント候補のリストには影響しません。なぜならステップ2で全て計算済みであるからです。)
  2. (補正済みレベル + 1) / 50の確率でそのまま続行、さもなくば追加のエンチャント選択は終了。
  3. 既に選ばれたエンチャントと競合する物を候補のリストから外す。
  4. 残りのエンチャント候補から1つを選び(前述したウェイトに従って)適用する。
  5. 1に戻る。



エンチャントの競合

いくつかのエンチャントは他のエンチャントと競合するため、両方を同じアイテムにエンチャントすることは出来ません。
過剰な力を持つ武器を手に入れる可能性を実質的に減少させています。


エンチャントの競合のルール
  • 全てのエンチャントはそれ自身と競合する。(そのため、Efficiencyを2つ持つ道具は得られない)
  • 全ての防御耐性のエンチャントはお互いに競合する、そのためアイテムには同時に1つしか得られない。(コード上は、Feather Fallは防御耐性のエンチャントとして実装されているが、他と競合はしない)
  • 全ての追加ダメージのエンチャント(Sharpness, Smite, Bane of Arthropods)はお互いに競合する。
  • Silk TouchとFortuneはお互いに競合する。(Fortuneは1.9 prereleaseやインベントリエディタで入手できるようなSilk Touchのツルハシに付いても効果がない。Silk Touchのツルハシはダイアモンドや石炭のような資源を採掘することができない -- 鉱石ブロックのみを採掘できる。)


金床による修繕

ver.1.4.2から金床が実装され、経験値レベルを消費してアイテムの名付けや武器、防具、道具同士で修繕、エンチャントの合成ができるようになりました。


金床のレシピ

金床
(Anvil)
鉄:4 鉄ブロック:3
経験値を消費してアイテムの名付けや、各種道具武具の修理やエンチャント効果の合成ができます。
下にブロックがない場合落下し、落下場所にいたプレイヤーやMOBにダメージを与えます。同時に、金床自体の耐久度も減ります。


Tips

  • 同じ素材の同じ武器、防具、道具同士でのみ可能
    • ○鉄のツルハシ同士
    • ×木のツルハシと石のツルハシ、または、木のツルハシと木の斧
  • 左側に武器、防具、道具、右側に元となった素材を置いても修繕ができる
    • 例)鉄のツルハシ+鉄インゴット
※チェーン防具は鉄インゴットを使用する。弓は弓のみ可能、棒や糸では修繕できない。
  • 素材問わずエンチャントレベルが同じ物だとランクが1つ上がるが、実装されてる最大パワーランクを超えることはない。
    • EfficiencyⅣ同士だと、EfficiencyⅤになる(同ランク同士の合成によるランク上昇)
    • EfficiencyⅠとⅣだと、EfficiencyⅣになる(高ランクの方が優先される)
    • Silk TouchⅠ同士を合わせても、Silk TouchⅡにはならない(実装ランクの上限がⅠの為)
  • エンチャントの種類が競合しない場合は2つ合成される。競合する場合は左側に置いたものが優先される。
    • Efficiency+Unbreaking=2つ付く
    • Fortune+Silk Touch=Fortuneのみ。Silk Touchは消える。
    • Silk Touch+Fortune=Silk Touchのみ。Fortuneは消える。
  • エンチャントが高レベルな程、要経験値レベルが増加する。
    • サバイバルモードでは要経験値レベル40以上の修繕はできない
    • 各々の道具に固有のコストが存在する。固有のコストはエンチャントの種類やランク、合成回数によって決定されると思われる(※要検証)
    • 左側に置いたものと出来るものに付いているエンチャントの差が少ないほど、必要コストが少なくなる(※要検証)
      • (例)EfficiencyⅢ・UnbreakingⅢ・FortuneⅠ+EfficiencyⅢ=EfficiencyⅣ・UnbreakingⅢ・FortuneⅠ
      • 上記の場合、左側にEfficiencyⅢ・UnbreakingⅢ・FortuneⅠを置いた方が、必要コストが少なくて済む。
    • 元となった素材を使用した修繕は要経験値レベルが少ない
  • 経験値を消費してアイテムの名付けができる
    • 設置すると名前は消失する
  • 左側のものと結果後のものの耐久度・エンチャント・名前に変更がない場合、合成することができない。
  • 修繕ごとに金床が消耗され、数回使用すると壊れる

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